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これまでの冬の着物ディスプレイ 

これまでの冬の着物ディスプレイ 

サロンでは、着物のディスプレイで店内を季節に合わせて着せ替えをしています。
HIROCO自身が20代の頃から古着の着物を多少なり集めて着こなし、仕事にも繋がる事もある茶道との経験から
楽しくご来店のお客様にご覧頂いてます。
これまでの季節の着物ディスプレイをご紹介します。

これまでの冬の着物ディスプレイ

開業2010からHIROCO自身の着物で、季節に合わせてディスプレイしてきました。
いくつかの着物や帯との合わせ方で、毎年の季節に同じ着こなしにならないようにアレンジしてます。
大正や昭和初期とも思われるくらいからの古着や、現代の古着まで、当時なかなか古着のお店が無かった時代に買い付けに行っていた頃の着物や小物を今の時代に合わせて、素材と柄と色とそして着物のルールに沿ってアレンジし続けてます。
今回は11月12月の冬の着物でディスプレイした年をご紹介します。

2021 12月

毎年この季節になると、赤のストライプの着物で飾りたくなる着物です☆
半襟はクリスマスに合わせて、色と柄とを雰囲気に合わせてます。
帯は、母親から昨年譲り受けた当時の昭和20年代の重たい名古屋帯です。
太目い黄緑色の帯締めは、京都のお土産です。
インスタでもご紹介してます☆

2020 11・12月

この時期はいつも赤のストライプの着物が似合うと思いながら、アレンジしてディスプレイしてます。
帯は、母親からこの年にいくつかようやく手放してくれた帯の一つです。
名古屋帯ですが、真っ黒では無く少し紫がかった黒地で紫色の絵柄の刺繍になってます。
帯締めの丸ぐげが有ると、冬の着物に似合ってますね☆

2019 11・12月

この年もこのストライプの着物でアレンジです。
半襟はクリスマス柄にして、着物と衿の間にある重ね襟は、青と白の交じり染めの半襟を使用してます。
帯揚げと帯締めは緑色に合わせて黄緑色にしてますが、
帯締めは、黒か黒に近い紺色や、濃い緑、ボルドーの赤色でも帯の華やかさの中に締まって更に良いですよね♪
全体がぼんやりしたり、どこか引き締めたい時は、”色”の違いで目線を持って行きやすくなります☆

2018 11・12月

着物は紬の染め着物です。
普段に使える着物なので、正式の時で無ければ気軽に着れますね♪
帯は袋帯で二重太鼓に結んでありますが、少し気を抜いて☆
半襟は淡いクリーム色の輪の柄☆
帯揚げと帯締めは赤に統一です。
近年の11月はまだ秋らしい気候なので、濃く重苦しい色合いや素材で着こなさないように☆
12月には同じ着物と帯でも、帯揚げと帯締めまた半襟と小物で冬感を出せばOKですね♪

2017 11・12月

秋のイメージですが、冬にもオレンジ色で冬らしく帯の厚みと、帯締めの丸ぐけの丸みでかざってました。
ハギレでも使えそうな変わった柄や絵が有ると買っていたこの赤い半襟は、ポイントでしっかりと目がいきますね♪
有るもので使用していますが、帯締めにはまた濃い色味の丸ぐけでも良いかと思います☆
この年の10月には、宮島でのお茶会ではこの帯で参加してました。

2016 11・12月

2016年のポイントは何といっても「引き抜き帯」の二面裏表の絵柄の違いとまた季節の違いは、今で言うとリバーシブルになっています。
後ろの "お太鼓" の部分と、下に垂れ下がる "タレ" の部分が引き抜く着方になるので、二面の絵柄で見せる事になります☆
コチラも20代から通っていた広島市にあるお店で買っていた帯です。

2013 11・12月

冬のChristmasに向けたアレンジで着付けてます。
半襟はアンゴラのカーテン生地で使用してます。当時カーテン生地でドレスを作り結婚式列席に参加したことも☆
ベロアの生地で帯揚げにして、暖かさを演出です☆
猫のブローチを遊びにつけて♪
20代の頃の着方になりますが、大人になってもチョッとした遊び心は必須ですね♪

2010 11・12月

懐かしく、開業始めての冬のディスプレイです☆
黒い帯は京都に行かれた方からのお土産で頂いたものです。
黒地の帯に、エキゾチックな刺繍模様が目を引きますね☆
半襟と、帯揚げは青系で統一してます。
太い帯締めもなかなか目にしない太さですね☆

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